モデルプラン2 プレーリースタイル

外観パース
深い軒の出、破風や幕板などによる水平にのびるラインを強調したデザインが大きな特徴である。また、アプローチに対する威圧感をなくすため、下屋を設けている。プレーリースタイルでは、幕板の上下で壁素材を変えることが多いが、ここでは白壁と下見張りの組み合わせを採用し、大正末期〜昭和初期にライトの弟子によって日本に建てられたプレーリースタイルのレトロな雰囲気をイメージしている。

室内パース
外観と同様、窓回りや腰に回された幕板など、木によるラインを強調したデザインが特徴。また、長押のようなデザインが用いられることが多く、外部の軒天井が室内に連続して入り込んでくるような工夫がなされている。建物の内外を連続的に捉えようとする意図によると考えられる。木部の色調は外部よりやや淡く、木目を生かした仕上げであることが多い。




