2018.10.28

ホルムアルデヒドと改建築基準法

建築基準法の改正

2003年の改正建築基準法の規定により、「シックハウス対策」の内容が盛り込まれました。
今回はそれが具体的にどんな内容のものかご紹介します。

建築基準法改正の焦点となった物質

・ホルムアルデヒド
建材における合成樹脂や接着剤の原料です。今となっては、とても有名ですね。
強い刺激臭があり、シックハウス症候群を引き起こす化学物質の代表的存在とされています。目や鼻に刺激を与え、セキ、くしゃみ、深刻な場合は呼吸困難になることもあります。

・クロルピリホス
有機リン系の殺虫剤などに含有する物質で、害虫などに用いられることが多いです。
建材では木材の防腐・防蟻対策用に塗布されています。人体に入ると、けいれんやめまい、吐き気、頭痛などを引き起こします。

ホルムアルデヒド規制①:ホルムアルデヒドを発散する内装仕上げの面積を制限

居室の種類と換気回数に応じて、内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材の面積が制限されます。
ホルムアルデヒドを発散する建材はJIS・JAS及び大臣認定によって、フォースターという規格によって決まっています。
F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆、(F☆)と等級づけされ、その等級によって使用できる面積が異なります。
※JIS・JAS及び大(F☆☆☆☆)臣認定の最高等級は、 面積制限を受けません。

ホルムアルデヒド規制②:常時換気できる設備の設置を義務づけ

ホルムアルデヒドを発散する建材をまったく使用しない場合でも、原則としてすべての建築物に一定以上の換気能力を持ち、常時換気ができる設備の設置が義務づけられています。建材からだけではなく、家具などからもホルムアルデヒドが発生するリスクがあるからです。

ホルムアルデヒド規制③:天井裏や床下、収納部材の内部の制限

天井裏等は、下地材をホルムアルデヒドの発散の少ない建築材料とするか、機械換気設備を天井裏等も換気できる構造とする必要があります。

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