2018.7.11

いまさら聞けないシックハウス症候群とは

シックハウス症候群とは

主に新築や増改築などの建築工事をした住宅で、化学物質を含有した新建材を使用したことによって室内空気が汚染され、住む人が体調を悪くしたり、目や喉に痛みなどの症状がでたりすることを「シックハウス症候群」と言います。

全国的にも「シックハウス症候群」は大きな問題となり、十数年前に「建築基準法」で建物の「内装材の規制」と共に「居室の24時間換気」が義務付けられました。

シックハウス症候群は、人により原因や症状が異なるアレルギーとよく似ています。
発症する仕組みは複数あるため原因の特定が難しい病気ですが、シックハウスの主な原因といわれているのは下記の化学物質です。

・ホルムアルデヒド
家の壁や床、家具の接着剤などに使われています。

・トルエン、キシレン、トリメチルベンゼンなど
特定のにおいがあり、塗料用溶剤や樹脂、ワックスなどに使われています。

フォースターという規格

https://sumaiida.com/contents/article/interior/000001

JIS工場で生産されるJIS製品に表示することが義務づけられている、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマークです。
建築現場で良く見かける「F☆☆☆☆(エフフォースター)」というマークは、内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材に対して「等級」を付けて表示しているものです。
☆(星)が一番多い「F☆☆☆☆(エフフォースター)」はホルムアルデヒドの発散量が一番少ない、あるいはホルムアルデヒドを一切含まない製品を表しています。
「F☆☆☆」や「F☆☆」と、☆が少なくなるにつれてホルムアルデヒドの発散量も増えるので室内での使用面積が制限されたり、更に☆の少ない「F☆」以下の建材は「使用禁止」という厳しい使用制限が設けられています。

シックハウス症候群に対する改正建築基準法が施行された時は、建築業界内でかなり混乱したのですが、現在では、建材メーカーの商品で「F☆☆☆☆(エフフォースター)」以外のマークを見かけない程になっています。

家の中の見落としがちな発生元

1つ目は
インテリアで設置する「家具」です。
家具は、建築基準法の規制の枠組みには入っていないため、安価な家具や輸入品などの家具にはシックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)が含まれていることが往々にしてあります。

2つ目は
キッチンからは臭いや湿気、加熱機器がガスの場合は二酸化炭素や二酸化窒素、ホルムアルデヒド等も発生します。
他には、灯油やガスのヒーターなどからも室内空気が汚染されます。

3つ目は
カビやダニによるものです。揮発性有機化合物が有名ですが、カビやダニも原因のひとつとされています。

シックハウス症候群の解決方法

新築の家に入居する前に十分な換気をして、できるだけ空気中の化学物質を外に出してしまいましょう。入居後も数カ月は部屋中の窓を開け、換気扇をフル回転させることを意識しましょう。


実はVOCを吸収する観葉植物を置くというのもシックハウス症候群のリスクを減らす可能性があると言われています。
これについては後日またブログを書こうと思うのでチェックしてください。




根本的な対策としては、シックハウス症候群防止策を考えている建設会社や工務店に家の建築を依頼することも考えられます。
化学物質を全く使用しないということは難しいかと思われますが、できるだけ新建材を使わないとか、塗料や接着剤に天然由来の成分を使用するなどの試みもあります。

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